本日のNHKの〈わろてんか〉で、北村商店は恐れずに変化し続けてきた、みたいな台詞がありました。
昨夜、冬季オリンピック、スピードスケート1500メートルで銀メダルに輝いた高木美帆選手も、前回のオリンピック代表を逃したときに、今までやってきたことをやってきたから大丈夫だと思って変えることを恐れていた、という主旨の言葉を、どこぞのインタビューで答えていたように思います。
どちらもうろ覚えで申し訳ありませんが、
《自ら変えること》
については、古今東西、多くの方がたくさんの言葉を残されているようです。
いずれも、
《自ら変えること》
の必要性と重要性を述べると同時に、変えることへの恐れと苦痛を乗り越える勇気を示しています。
とは言え、
《自ら変えること》
を考えるタイミングは、うまくいかなくなったとき、挫折したときなどではないかと思います。
経営者の中には、うまくいっているときだからこそ、次の一手を考えて現状を変えようとする方もいらっしゃるようですし、変化を恐れるのではなく、
《変化を楽しむ》
てな考え方もあるようです。
ただ、言うのは簡単ですが、
《自ら変える》
《変化を楽しむ》
よりも前に、変化によるリスクを考えてしまうのが一般かと思いますので、多くの人は実際にはなかなか踏み切れないのではないかとも思います。
「アタクシは、自分は変化を恐れる人間ではないので、市販の履歴書に書き切れないほど職場を変えている……」
てなことを、例によって例の友人に自慢いたしましたところ、
「キミの場合、職場を変えることに抵抗がないだけで、自ら変えるべきところが他にあるのにもかかわらず、そこだけ変えようとしないだけだろ」
加えて、
「《変化を楽しむ》前に《現状を楽しむ自分に変える》ということが必要じゃないの?」
「それって、辛抱が足りないってことか……」