サッカー日本代表を解任されたバビド・ハリルホジッチ氏の記者会見は、日本と欧米のコミュニケーションに違いを如実に見せてくれたように思います。
解任理由となった信頼関係について、
《誰とも何の問題もなかった》
《対話不足と言われても広義すぎる》
《(対話が不足していたのが)誰とだったかを教えてほしい》
《なぜ、(技術委員長だった)西野さんも誰も一度として問題があるぞと教えてくれなかったのか》
《(監督に就任した西野さんとの)コミュニケーションが少なかった》
《事前に問題があるなら聞いてくれれば》
といった言葉が出ていたようです。
相互に意見を交換し合うことをコミュニケーションと考える欧米人に対して阿吽の呼吸と腹芸という言葉などを持つ日本人は、相手の心情を察することをコミュニケーション術の一つと考えていることが分かるように思います。
会見の中で、欧米人と日本人のコミュニケーションの違いがもっともよく表れていたのは、司会者に制止されても言いたいことを言い続けていたところのようにも思います。
え?
(オマエもそうや!)