岐阜市の病院で入院していた患者、男女4人が死亡したという報道がありました。
病室のエアコンが故障していたために、熱中症で亡くなった疑いがあるそうですが、病院長は、
「病院の対応に問題があったとは考えていない」
と、取材に応じたそうです。
いつ病状が変わるか分からない患者でも、扇風機を駆使していたとしても、エアコンがないという同じ条件で4人もの方が亡くなったからには、
《問題はない》
で済ませることはできません。
誰かがいらぬ心配をしているときや、ちょっとした失敗をしたときに、英語で言うところの、ノープレブレム、ドンマイ、てな言葉、日本語では、
《問題ない》
を、その人に投げかけるというのが、正しい使い方であるように思います。
あるいは、世間の反感を買わない使い方と言った方がいいかもしれません。
言い換えますと、他者を気遣うときに使うか、自分の対場を守るために使うか、そのつかいどころを間違えてはいけない言葉だと思います。
問題ないと言う者に問題あり。
ちなみに、自分のことは棚に上げております……
え?
(毎度のことやろ!)
だから、問題はありません……