どこまで通用するのか? カルロス・ゴーンの「必殺! コストカッター!」

経営危機に瀕していた日産自動車の経営を任されて、奇跡のV字回復を成し遂げたカルロス・ゴーン会長の呼称が、カルロス・ゴーン容疑者となりました。

本日の朝刊のトップは、いずれも『カルロス・ゴーン会長逮捕!』です。

 

当時のカルロス・ゴーン社長の異名は、〈コストカッター〉でした。

日本式に固執するあまたの障壁を徹底的に破壊してコスト削減を示顕したカルロス・ゴーン社長に、議員定数の削減やら会計監査で無駄を報じられる国や自治体の経営を任せたら、税金はもっと安くなっていいだろうなぁ…… となんとなく思っていましたが、なるほど、大胆なコストカットで大幅な黒字化を実現させることで自分の懐も潤うけれど、そこにコストカッターは揮わないという考え方では、やっぱり国や自治体の会計は任せられない、ということかとも思ってしまいました……

 

興味深いのは、これから始める取り調べで、まさかに素直に容疑を認めるのではなく、日産で揮ったコストカッター論でを展開するのではないかと、実はひそかに期待しております。

 

毎度、不謹慎な話で申し訳ありません。