自由民主党が『失言防止マニュアル』を作成して所属議員に配布したそうです。
『発言は切り取られる』
なんて、改めて記す必要もないかと思いますが、
『句点を意識して、短い文章を重ねる話法』
なんてのは、簡単なようで言われてすぐにできるものではありません。
また、
『身内や酒席で盛り上がるような話は要注意』
なんてところは、逆に言うと、身内の席であっても、中には味方のフリをしながら足を引っ張ろうとする輩も交じっているということでもあるかと思います。
でも、マニュアルなんて小手先の防止法を配布するなんてことよりも何よりも、想像力を鍛えることが一番ではないかと思います。
政策を考えるにしても想像力が必要なのは当然で、自分の考える政策が実施されたとしたら、どこがどうなるのか、というところまで視点を変えて考えて、不都合が生じるならそれをどうすればいいか、と普段から想像力を働かせていれば、どこでどんな発言をすればいいのか、いけないのか、てな点にも思いが及ぶのではないかと思います。
失言を防止することをテーマにするのではなく、
《想像力を鍛える》
セミナーなんかを開く方が、まだ現実的ではないかと思いますが、どないなもんでっしゃろ……
てなことを例によって例の友人に語りましたら、
「もちろん、キミにも必要なことだよね」