近隣に嫌がられる住民から、無関係な他者を巻き込む事件を引き起こす人物には、
自尊感情の欠如と責任を転嫁する性情という、共通する条件があるようです。
自尊感情の欠如から他者の評価を気にすることになり、思い通りの評価が得られなければ、それは他者の責任によるものとしなければ、自分が保てないような精神状態になってしまう……
他者のせいだから、そちらに己の鬱積した思いのはけ口とするのは、正当なことである……
多分、どちらも幼少期からの育成が大きく関わっているようにも思いますが、おそらくそれによっていちばん苦しんでいるのは、当人ではないかと思います。
おそらく、いちばん幸福から離れたところに存在してしまっている人たちではないかと思いますが……
幸せな他者がいるのに、自分は幸せでない。
けれども他者に危害を加えてはいけないとすれば、世界の破滅を願うしかない……
という点も、こうした人たちの共通点のようにも思います。
小惑星が地球に接近していることに、誰も気づかなかったという報道がありましたが、誰も気づかないうちにどうして地球にぶつかってくれなかったんだ……
と、アタクシ、つい思ってしまいました……
おそらく、そうした人々には、世界の破滅を願う、ということも