京都アニメーションに放火した犯人の人物像の心理分析が、あちこちでなされているようです。
被害妄想だの視野狭窄だのといった言葉が見られるようですが、無差別に複数の人々が犠牲になるたびに、精神的な異常が取りざたされています。
明日、26日で三年が経過する、津久井やまゆり園の殺傷事件の犯人には、自分を尊重する気持ちはあまりないけれど、他者の気持ちを理解する共感性は有していると見られるそうです。
社会的に恵まれた状況にはない、という点はもしかしたら共通するかもしれません。
生育歴に問題がある、という点も同じかも知れません。
ただ、だからといって、みんなひっくるめて精神的な問題と片付けてしまうのはどうかとも思います。
個々の事例について検証すればするほど、他とは違う点が明らかになるかとは思いますが、さあ、だからと言って、再びこのような悲劇が繰り返されなくなるかと言うと……
そうした事件を起こす人間の共通する兆候の一つとして、ご近所トラブルが考えられるのではないかとも思います。
《汝、隣人を愛せ》
てな言葉で、簡単にまとまるはずもないとは思いながら……
このような事件で亡くなられた方々の御冥福を、ただただ祈るばかりでございます。