旧山古志村のレポートから災害時のリーダーを考える……

15年前に新潟県中越自身が発生した際、旧山古志村の村人2169人が、村長の指示に従って村から出たということに関しする記者のレポートが、NHKNEWSWEBに掲載されています。

村に戻るか戻らないか、リーダーである村長が決断した経緯と村人たちとの交流が記されていました。

 

最近は、台風が通過して終わり……

なんて簡単なことでは済んでいない被害状況が報じられています。

 

東北の震災による被害の影響もまだ続いています。

今年は台風ばかりではなく、そこからさらに水害、土砂崩れなどが起こり、ライフラインの復旧にも時間がかかっています。

 

そのとき、個人がどう行動するか、というところに、個人の最終責任がかかっていることはわかりますが、大局的にその地域の住民をどう誘導するのか、あるいは事後の対応をどうするか、とういうところは、まさにそこにいるリーダーが負わなければならない責任かと思います。

 

地域であれ、組織であれ、私たちは、そうしたリーダーを戴いているでしょうか……

ふと、そんなことを思ってしまいました。

 

そこに優れたリーダーがいてくれて、被災地の復旧と、いまだに災害の危機に瀕している地域の無事を、願っております。