アメリカの民間団体『ジャーナリスト保護団体』によりますと、取材活動を理由に世界中でされているジャーナリストは、今月1日時点で、250人に上り、中国が48人と最も多かったということです。
去年まで三年連続最多だったトルコでは、去年より21人少ない47人だったそうですが、これは政権が100を超える報道機関を閉鎖に追い込んだためとしています。
エジプトでは、フォロワーの多い個人のSNSへの規制が強化され、政権に不都合な投稿を理由に投獄されるケースが起きているという指摘があるようです。
「ジャーナリストの投獄は、私たちが頼っている世界の情報システムに対する脅威だ」
と、『ジャーナリスト保護団体』は述べているそうです。
もちろん、そうした脅威は取り除くべきですが、ジャーナリストが投獄されているという事実は、ジャーナリストを投獄する国の統治者、さらにはそれにへつらう者どもが、情報を恐れて保身に走っている、臆病な自分たちの姿を暴露しているようにも思われます。
だからと言って、自省なきジャーナリストが跋扈する日本はいい国だ、とも申せませんが……
ぼか! どす! ごん!