アメリカの科学雑誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンス』(原子力科学者会報)が、昨日、核戦争などによる地球滅亡までの危機が、どれくらい差し迫っているかを示す「終末時計」が、昨年より20秒進み、1分40秒になったと発表したという報道がありました。
環境問題で滅亡するのか、核戦争で滅亡するのか、あるいは我々の与り知らぬ力によって、たとえばデビルマンサーがみたいな、異次元から悪しきモノどもが襲来して滅亡するのか、あるいは我々の想像を遥かに超えた力によって滅びるのか、分かりませんが、地球滅亡まであと××分とか××日とか言われると、宇宙戦艦ヤマトを想起してしまいます。
宇宙戦艦ヤマトが、放射能に汚染された地球に救いの手を延べてくれたイスカンダルに、放射能除去装置を取りにいくわけですが、現在の地球を救ってくれるという奇特な惑星、宇宙人は存在するのでしょうか……
たとえ存在したとしても、果たしてどこの国の誰が取りにいってくれるのでしょうか……
あるいは、先に他の天体に移住するようになって、地球は見捨てられるかもしれません……
地球滅亡のそのときを指をくわえて待つしかない我々は、せめてSFに救いを求めるしかないのかもしれません。