一般に、大相撲で言われるているのは、荒れる春場所だったかと思いますが、令和になって、荒れる初場所、と変わるのでしょうか……
なんだかんだと言っても、大関の貴景勝関が優勝して丸く千秋楽を迎えるか思いきや、今日、その可能性がなくなって、今日の段階で一敗の平幕の徳勝龍関か同じく平幕二敗の正代関の、どちらかが優勝杯を手にするおとになりました。
千秋楽にも関わらず、明日は、平幕の徳勝龍関が結びで大関と対戦するという異例の取り組みになりましたが、徳勝龍関が負けても正代関が負ければ、優勝が決まります。
徳勝龍関は、奈良の出身で、その奈良は相撲発祥の地でもあります。
おそらく、相撲発祥の地であるにも関わらず、奈良出身の関取が優勝したことなどなかったのではないかと思います。
いえ、その前に、奈良出身の関取は、現在、この徳勝龍関一人だけですから、相撲発祥の地である奈良が、どれほど相撲が盛んでないかということがわかるかと思います。
せっかくですから、優勝して大関を狙えるぐらいにこの一年、活躍してくれれば、相撲の神様もお喜びになるだろうと思います。
さあ、明日、誰が優勝するか、この一年、誰が活躍するのか、新たな大関、横綱が誕生するのでしょうか……
後世、〈相撲の神の荒ぶる令和の大相撲〉なんて言われたら、面白いかもしれません。
令和の帝一家も、えらいタイミングで御覧になったということですか……
ぼか! どす! ごん!