新型コロナウイルスの感染拡大防止を言い訳に落語会を中止にした本当の理由……

昨日触れました、アタクシの主催いたします3月20日落語会は、中止します。

 

感染拡大を防ぐために、各種イベントが中止となり、あるいは延期され、さらにスポーツは無観客試合となり、昨日の東京マラソンは、初めて一般参加ランナーのいない大会となりました。

 

総理大臣の要請で、学校も休校。

 

そんな世の中の流れに迎合したがための、落語会の中止ではありません。

 

大阪のライブ会場で感染拡大が確認されたということは、やはり他の会場でも同様の危険性が考えられるということで、落語会においても対岸の火事ではありません。

ちょいちょい足を運んでおりました奈良の『ほろ酔い寄席』も3月の会は中止との連絡が入りましたのは、 新型コロナウイルスの感染による罹患率と致死率は高齢になるほど高くなるという調査結果によるところが大きいのではないかとも思います。

 

笑う角には福来る、笑うと免疫力が上がる、などとも言われますが、現実に落語会場での感染が確認されれば、いくら保健所の指示に従って消毒をしたといっても、風評被害から逃れることはできなくなると思います。

 

何より、開催したがために感染者が出た、さらには死者が出た、などという事態が認められた場合、そのイベントの主催者の責任が問われます。

まかり間違えて死人が出た、てなことになったら、どうやって責任をとればいいのでしょうか……

そんな大げさな、とおっしゃるなかれ、たとえわずかでもそんなリスクを負ってまで落語会を催すほど、アタクシは肝の据わった人間ではありません。

小心者、臆病者、怯懦な人間と侮蔑されてしかるべき輩でございます。

 

ということでございますので、楽しみにしておられた方には……

(いてへんいてへん!)