新型コロナウイルスで本当に怖いこと……

韓国では、新型コロナウイルスに感染した人が5186人に達し、死者は31人になったという報道がありました。

罹患者157人に一人が死ぬという計算になりますが、発生源の中国武漢では、四十人に一人ぐらいの割合で亡くなっていたことに比べると、なんだそんなもんか、てな感覚になるかもしれませんが、宝くじの購入者が一等を当てるより遥かに高い確率かと思います。

(宝くじと比較するなんて不謹慎この上ないぞ!)

 

日本での罹患者はまだ1000人を超えておりませんが、大阪のライブ会場にいた他の人からもコロナウイルスが確認され、また、同じ卓球クラブに所属している人の間で感染が確認されたそうですから、罹患者が1000人を超えるのも時間の問題かと思います。

ただ、罹患したら死ぬかもしれない、という恐怖よりも、そのことに過剰に反応する人間のほうが怖いようにも思います。

ドラッグストアの店員にマスクの在庫がないことで起こったり、マスクの次にどういうわけかトイレットペーパーが売り切れる、なんてデマを信じて買い占めにに走る…… いえ、並ぶ人が増えたり、そうしたこうとの方がもっと恐ろしいのではないかと思います。

 

人間のこうした心理行動は、『悪の哲学』に組み入れてもいいように思いますが、いかがなものでしょうか……