体調不良の副産物

《落語DEユーモア・コミュニケーション》を終えて緊張が解けたのでしょう。

少し免疫が衰えていたところへ、ここ数日の花冷えと、おそらくは花粉のせいで、咳、くしゃみ、鼻水、涙が止まらず困っています。

こんなときは、憂鬱で何もかも放り出したくなりますが、いいこともあるようです。

咳やくしゃみをするたびに、腹筋がかなり鍛えられました。

食欲も減退して、仕事とブログ以外は極力寝ていますから、やつれた容貌が、私をニヒルな男に見せてくれています。

仕事も堂々と休めます。

おっと、仕事を休むためには診断書が必要でした。

ということで、今日は病院に行きます。

病院に行くと、美人の看護師さんと出会って、恋が芽生えて……

いえ、女医さんと出会うことだって……

病院の受付で、最初に確かめなければいけません。

「こちらには、美人の女医さんはいらっしゃいますか」

「いいえ」

「また、来ます」

次の病院に行きます。

「こちらに美人の女医さんはいらっしゃいますか」

「ええ、評判の美人女医がおります」

「ああ、よかった。その方に、ぜひ診察してもらいたいと思います」

「小児科ですけど……」