「プロの雀士を名乗る輩は、違法な賭け麻雀をやって世の中を渡る、不届き者……」
と、ずっと思っておりましたから、最近見かけるプロの雀士が登場するコマーシャルに対して、
「これは公序良俗に反するコマーシャルではないのか……」
と思い、プロの雀士で検索いたしましたところ、なんと、『日本プロ麻雀連盟』が、筆記試験、面接、実践という試験を課してプロ認定しているではありませんか。
しかも、団体主催で将棋や囲碁のように公的な試合も定期的に行っているようです。
近年、賭けない『健康麻雀』なる看板を上げる雀荘があり、
「そしたら何か、今までの麻雀は不健康やったということか……」
と、そうした看板を見かける度に、一人でツッコミを入れておりましたが、どうやら、麻雀も、囲碁や将棋、チェスなどと変わらぬ、知的なゲームとして認知されていくことになるかと思います。
ただ、団体が主催するプロテストに合格しても、それで食べていけるかどうかは、弁護士やプロゴルファーなどと同じではないかとも思います。
日本人は、資格試験や検定試験の好きな国民で、またそういった資格にステータスを求める傾向がありますが、そうしたモノがどれだけ増えても、最後は弱肉強食、強い者だけが勝ち残りますから、それならいっそ、将棋の阪田三吉師のように、腕一本のアウトローとして生きるのもよいのではないかと思います。
ところで、
「今日の〈サワコの朝〉のゲストは星野源さんだったんだから、そっちを期待していたのに……」
という方もいらっしゃるかとも思いますが、資格や検定に関係なく、歌手として俳優としてエッセイストとして、その才能を遺憾無く発揮されている時の人に、本日のテーマは、あまりふさわしくないと思い……
え?
(嫉妬してるだけやろ)
なんでわかりましたんや……
ちなみに、番組の中で星野源さんは、女性からの告白受付中と、カメラに向かっておっしゃっていました。
実はアタクシも、女性からの告白を受付中で……
ゴン! ボカ! ドス! パーン!