『第2回自作落語の会』〜それがどないしたんやレポート〜

昨日、伝楽亭にて、『第2回自作落語の会』が開催されました。

 

チラシも作っていない、SNSなどでお知らせもしていないにも関わらず、12人ものお客様がお出でくださりまして、誠にありがたいことと演者一同喜んでおります。

 

ありがとうございました。

 

八景師は、みんなをハラハラさせながら、例によって桃色の着物で美人局の噺をされ、かかし師は、古典落語〈元犬〉のオマージュ、〈モトヒト〉を披露、玄関師は、前回に劣らぬ切ない人情噺を演じ、猿之助師はお風邪を召しながらもお得意の自作落語で名人芸を見せてくださいました。

 

アタクシは、かかし師、玄関師、八景師が披露された落語を、それぞれがどのように創作していったかということを例に、創作の方法をマクラで振ってから、『盗人噺の会』で口演を予定しておりました〈盗人閻魔〉をさせていただきました。

 

地獄で閻魔大王が不正を行っているという情報を鬼から仕入れて、閻魔大王の不公平なお裁きと不正を激しく追及する盗人を、鬼が、

「あれはたいした盗人や」

「そうなんか」

閻魔大王の、お株を奪いよった」

 

終演後の打ち上げで、アタクシ、常連さんから褒められました。

「いやあ、とてもよかった。マクラが……」