場を和ませる認識

鹿児島県警の警視が、セクシャルハラスメントパワーハラスメントで懲戒処分を受けたという報道が、YOMIURI ON LINEにありました。

それによりますと、その警視は、

「場を和ませようとしてやった。認識が甘かった」

とのたまわっておられるようです。

 

世間では、会話術、コミュニケーション術を指南する書籍やセミナーは多々ありますし、セクシャルハラスメントをさせいための、あるいはパワーハラスメントをさせないための講習や啓発イベントなども多々行われているようですが、

〈場を和ませる術〉

や、

〈認識術〉

といった書籍やセミナー、啓発イベントはありません。

 

場が和むか否かという観点から言えば、空気の読み方、てなことをテーマにした書籍なんかも役に立つのではないかと思います。

空気が読めなない輩に、場を和ませることなどできませんから……

 

それなら、親父ギャグを飛ばして滑っている方が、まだいいように思います。

 

ただ、セクシャルハラスメントで問題になる方のほとんどは五十代でそれなりの地位にある方が多いようですから、おそらくこれまで通りの認識で、これまで通りのそのやり方で場を和ませてきたのに、なんで? なんて思いもあるかもしれません。

 

そう考えると、世の中の認識に自分がついていけていないことに、気づいていないのではないか、なんてことも思います。

 

ああ、世の中の認識に自分がついていけていない……

 

自分で書きながら、他人事ではないことに気づいてしまいました……

けっしてセクハラなんてこと場をはいたしませんが……