昨日、令和元年第一日に参りましたのは、『改元記念玄関打祭二人会』でした。
「他に行くとこなかったんかい!」
と言われますとそのとおりでございますが、玄関師がお出でになるということは、間違いなく笑わせてもらえるということです。
令和をどう迎えるか、という自問をされた方は少なくないかと思いますが、
「笑って迎える」
と答えるならば、他に選択肢はないように思います。
玄関師の十八番『近日息子』には腹を抱えて笑いましたし、打祭師の『水屋の富』は知ってはおりましたが、初めて見せてもらって、やっぱりたっぷり笑わせてもらいました。
前座の顔爺師は、玄関師打師の大阪帝国大学の後輩ということでしたが、端正な落語で、玄関師によりますと、こちらが大阪帝国大学の本流で、自分と打祭師は異端であるとのことでしたから、少し安心しました……
打ち上げもまた盛り上がって、
「誰ぞの悪口が飛び交うのに、今日はえらい哲学的な打ち上げや、ハッハッハー」
てな会話がまた、落語的でございました。
これで令和もよい時代に……
ぼか! どす! ごん!