書店に行くと、語彙力の不足を感じている方をターゲットにした書籍が幅を利かせています。
ずっと以前から語彙力の増強を謳った書籍が書棚を占めているのに、これからもこの状態が続くかもしれません。
少なくとも小学校から高校まで１２年間国語を勉強してきたはずなのに、自分には語彙力がないと感じている方がたくさんいらっしゃるということは、日本の国語の教育に欠陥があるのかもしれませんが、反対に、十分語彙力が備わっているのにも関わらず、多数の方が語彙力不足と思わされているようにも思います。
漢字検定試験が象徴するように、権威が認めた何かがないと、日本人は不安で仕方ないのかもしれません。
語彙力不足も同様に、根拠のない不安に脅かされているだけかもしれません。
語彙力検定もあるようですが、そのための勉強が果たしてほんとうに語彙力をつけてくれるのでしょうか……
たとえば、は医師の国家試験や司法試験と同じで、試験に合格するための勉強はしても、結局現場での経験するより他に、実際の力はつかないように思います。
すみません。
今日は、結論もオチもないブログになってしまいました……
