昨日、『八月南座超歌舞伎』を観にいきました。
中村獅童さんが初音ミクさんとともに踊りと芝居を見せてくれました。
「バーリャルとはいえ、女性がそのまま歌舞伎の舞台にでていいのか!」
と個人的にツコミを入れながら、見ておりましたら、祇園の舞妓さんらしい女性が踊りに艶やかな花を咲かせていらっしゃいました。
観客参加型ということで、幕開けの『超歌舞伎のみかた』で、大向こうのかけ声の掛け方を教えてもらいまして、アタクシも、
「萬屋!」
「紀伊国屋!」
「初音屋!」
と気持ちよく声かけさせてもらいました。
癖になりそうです。
最後はペンライトを持った観客が立って、ライブのような盛り上がりでした。
そうした新趣向の一方で、歌舞伎独特の台詞回しや立ち回りはそのままに、獅童さんと初音ミクさん揃って宙乗りを見せて、お芝居が終わってからはキャストが全員揃って、観客に写真撮影させてくれて、観客の皆さん、大喜びでございました。
落語でも、大向こうから声をかけるぐらいはやってみたいな……
てなことを思ってしまいました。
「大バカやろう!」
いや、そんな罵倒ではなくて……