中川翔子さんの《押しつけではない、寄り添える言葉》

しょこたん、こと中川翔子さんが『死ぬんじゃねーぞ!!いじめられている君は悪くない』(文芸春秋)を出版されました。

新学期が始まる前に自殺を思う子供たちへのメッセージです。

 

NHKNEWSWEBに、その中川翔子さんへのインタビュー記事が掲載されています。

 

『「学校に行くのが恐い」「死んじゃいたい」「あの子に会いたくない」

いろんな気持ちに襲われてしまう思春期の10代の子供たちにどんな言葉をかければよいのか、しかも押しつけではない、大人の寄り添えることばって、なんだろうな、って思って書き始めた。』

そうです。

 

《押しつけではない、寄り添える言葉》

 

子供たちに限りません。

大人であっても、そんな言葉が必要です。

だから、世の中には言葉の本があふれていますが、この、

《押しつけではない、寄り添える言葉》

 が非常に難しゅうございます。

 

たとえば、大切な人をなくして悲しむ人に、死を宣告されて衝撃を受けている人に、私たちはただ寄り添う他にどんな言葉をかければいいのでしょうか……

そんなとき、私は言葉を失います。

いくら探しても、見つかりません。

却ってその人を傷つけてしまったであろう、苦い経験がありますから……