怒りの大魔神時代

自由民主党が、あおり運転の罰則強化について検討を始める、てなことが報じられています。

お上ができることは、法制化と相場が決まっておりますが、根本的な解決策にはならないように思います。

 

駅員に対する暴力事件も、後を絶たないようです。

こちらは、ポスターなどで啓発しているようですが、さてさて効果の方はどうでしょうか……

 

店舗においても、クレーマー、因縁をつけて怒る輩がいるようですが、こんな奴らにがつんと一言くらわせて視聴者をすっきりさせる番組もあるぐらいですから、現代は怒る人があふれる時代なのかもしれません。

 

昔、『大魔神』なる映画がありましたが、理不尽な仕打ちに穏やかな顔から怒りの表情に変わって悪を懲らしめるてな行為は気持ちのいいものですが、昨今は、大魔神に化したくなるような怒りが目立つようでございます。

 

企業で切れ者と噂される上司は、頭も切れるが、部下にもすぐに切れる、なんてことを、先日ある御仁に話しましたら、いたく気に入っていただきました。

 

〈逆鱗に触れる〉

とか、

〈触らぬ神に祟りなし〉

とか、日本には怒る人に関わる言葉がありますが、組織や団体、家庭においても、怒る人には皆々気を使って大変ですが、そもそも怒りっぽい人には、根本的な理由が何かあるように思います。

精神的に未成熟なのか、そうでなければ、他者から理不尽な扱いを受けたのか、あるいは他者に認められない鬱憤がたまってどうにもならないのか……

 

いずれもにいたしましても、アタクシ自身に当てはまるようで、これ以上書くと怒ってしまうかもしれませんから、今日はこれぐらいにしておきます……