ラグビーW杯は、昨日、世界ランク2位の南アフリカが1位のイングランドを31−12で破って、史上最多タイの3度目の優勝を決めました。
その表彰式で、イングランドの選手が、銀メダルの授与を拒んだり、すぐに首からメダルを外したりした行為に、非難が集まっているようです。
今朝、大相撲の炎鵬関の特集をNHKが放送していました。
連敗の原因を聞かれて、
「自分に負けただけです。自分が弱いだけです」
と答えていました。
勝って悔しがる姿勢は、さらなる高みを目指す表れでもありますが、敗因を己に求めるか、あるいは他に負わせるか、そこに未来が透けて見えるようにも思います。
英国の騎士道と日本の武士道は、その精神性において通じるところがある、と一般に認識されているよに思います。
その精神性が、どこかで綻びを見せ始めると……
なんてことまで思いながら、さてさて、炎鵬関のような方が少なくなっていったら……
そんな話を例によって例の友人に語りましたら、
「負けてもへらへら笑って悔しがらないキミの場合、騎士道とか武士道とか口にする資格はないよね」
と言われてしまいました……