保釈中にレバノンに逃亡したカルロス・ゴーンとともに、逃亡を助けた三人のアメリカ人にも逮捕状が出たと報じられています。
当初、逃亡を手助けした人物は、よほどの信頼関係がある人物かと思っていましたが、三人のうち、一人はグリーンベレーの元隊員だということですから、きっと逃がし屋を稼業にしているプロフェッショナルではないかと、愚考する次第であります……
漫画のような発想かもしれませんが、この元グリーンベレーの息子が三人の中にあって、ホテルの予約や連絡役を担っていたということから、それぞれの役割があって、これまでにも国際的な逃亡劇に関与していたのではないかと思います。
以前、夜逃げ屋なるドラマがありましたが、世界的な逃がし屋が存在するとなると、まさに事実は小説より奇なり、ということでしょう。
いずれにせよ、この三人が捕まらなければ真相はわかりません。
といって、プロの逃がし屋なら、三人は、日本とは犯人引き渡しの条約のない国にいることでしょうから、ゴーンと同様、捕まることはないと思われます。
ただ、世界が注目しているゴーンの国外逃亡ですから、手助けした三人のアメリカ人が逃がし屋として手がけたであろうことも、おいおい報じられるのではないかと、ちょっと期待しています……
でも、こうして簡単に素性がばれちゃったら、やっぱりお粗末な三人組だったのかもしれません……