昨日は、多くの人に感動と喜びがあふれた1日になったようです。
何と言っても、冬季オリンピックフィギュアスケート男子で、羽生結弦選手の優勝、宇野昌磨選手の準優勝、しかも羽生選手のオリンピック2連覇は66年ぶりの快挙ですから、素晴らしいの一言に尽きるかと思います。
また、将棋の藤井聡太五段が羽生善治棋聖を破り、さらに広瀬章人八段にも勝利して最年少、中学生で初の一般棋戦優勝、同時に六段昇進を決めました。
こちらも素晴らしいの一語に尽きる快挙です。
注目されるのは、羽生選手の、
「自分の人生史上、一番幸せな瞬間だった」
という言葉かと思いますが、今朝のNHKニュースで宇野選手と並んでのインタビューで、あまり緊張しなかった宇野選手について問われたときに、
「スポーツ選手には、感じなくてもいいことを感じ取ってしまう人もいて、感じなくていいことを遮断できる人もいる」
と答えていました。
緊張しない=鈍感、あるいは腹が据わっている、といのではなく、感じなくてもいいことを遮断できるから緊張しないで済む、ということかと思います。
世の中、ざっくり分けると、感じなくてもいいことを感じてストレスを溜め込む人と、鈍感で空気の読めない人が存在するように、何となく思ってましたが、なるほど、感じなくてもいいことを遮断することができれば、ストレスをなくすことができるばかりか、集中力を欠くこともなくなります。
《感じなくてもいいことを遮断する》
という新たな選択肢を知らせてくれた羽生選手と宇野選手には、別に感謝のメダルを贈呈してもいいように思います。
羽生選手、宇野選手、藤井六段に、
「おめでとうございます!」
そして、
「ありがとう!」