時を超える高畑勲監督のアイデアメモ!

昨年4月にお亡くなりになった、アニメーション監督、高畑勲さんの御自宅から、作品に関する大量のメモが見つかったと、NHKNEWSWEBが報じていました。

 

20代のころに書き溜めた『竹取物語』に関するアイデア、『ぼくらのかぐや姫』と書かれたメモは、20代に勤めていたアニメーション制作会社の企画に提案するために書き留められたそうです。

 

絵物語をよく研究して、その描法を生かす〉

〈歌をふんだんに使って物語の筋をよく流動させる〉

〈各キヤラクタアは、簡略化してよいが、抽象化のうちにも十分、人間の姿を感じさせねばならない〉

 

これらは、そのまま2013年に公開された『かぐや姫の物語』に生かされているように思います。

 

20代のアイデアを、70代で実現させたということになります。

 

これは、物凄いことだと思います。

 

アタクシも、見習いたいと思い、その思いを例の友人に話しましたら、

「キミの場合、20代どころか、今までアイデアなんてものと無縁に生きてきてるよね」