2016-01-01から1年間の記事一覧

ほっこりハウスで『あばばばば』

大阪福島区に〈ほっこりハウス〉というコミュニティ施設があります。 そこで、先日、初めて“独演会”を開いてしまいました…… 開いてしまいました、という言い方は、最初はそんなつもりは毛頭なく、結果的にそうなってしまったということです。 伝楽亭で《三題…

タイガーマスクの心

先日、某銀行の行員の何人かが、駅前に立って歳末の募金活動をしているところを目撃してしまいました。 人様に呼びかけて募金をすることに異を唱えるつもりはありませんが、銀行の募金活動は、売名行為でしかないように思ってしまうのは、アタクシの心が歪ん…

ノーベル賞のバラード

仕事や人間関係でしくじったときや物事が思うように運ばないときやなんかに、カラオケに行って、『みなしごのバラード』(作詞・木谷梨男さん 作曲・菊池俊輔さん)を歌います。 画面には、毎回のアニメーションでエンディングテーマが流れていた時の画像が…

PISAの紙飛行機

いわゆるPISA、国際学習到達度調査の結果が発表されました。 日本は、科学的応用力が前回の4位から2位に、数学的応用力も7位から5位に上がりましたが、読解力は4位から8位に下がりました。 書くことと話すことにこだわって言葉について考えようと…

♨︎と日本語

♨︎は、このように、パソコンでも出てきます。 これを、外国人が料理か何かのマークに間違えてしまうから、変更しようやないかてな提案が、公的な機関によってなされていたのが、複数の温泉地から反対の声が上がってどうやら従来の♨︎は、存続という結果になり…

『毎日お笑い講』の勧め

山口県防府市で、約800年前から続く『笑い講』が開かれました。 今年の収穫に感謝し、来年の豊作を祈願し、そして今年の辛苦を忘れるために、大きな笑い声をあげる奇祭です。 その他、笑うお祭りは、いくつかの地方にもあるようです。 笑いは、健康のため…

『鬼平犯科帳』と『真田丸』

今年のNHKの大河ドラマ『真田丸』もいよいよ大詰めかと思います。 でも、6月11日に『真説・真田幸村大阪城入城』に触れた他に、この『真田丸』について拙ブログでは一切記しておりません。 真田幸村が活躍する『難波戦記』などの講談に関わっておりますアタ…

鬼平犯科帳ファイナル〜白玉屋の謎〜

前夜から一転、『鬼平犯科帳ファイナル〜雲竜剣〜』では、悪を為して善を施す生き方が、親子の確執を根底とした剣技とともに映し出されていました。 『鬼平犯科帳』の、 〈善を為す一方で悪を為す人間〉 というテーマを象徴するドラマになっており、堀本伯道…

鬼平犯科帳ファイナル〜若村麻由美さんの魅力〜

すべての予定をキャンセルして、昨夜、『鬼平犯科帳ファイナル』を見てしまいました。 そして、若村麻由美さんに、惚れてしまいました。 NHKの朝の連続ドラマでお名前を覚えまして以降、それほど注目をしていたわけではありませんでしたが、『科捜研の女シリ…

柳に風雪

『柳に風』 『柳に雪折れなし』 といった言葉は、風や雪のような圧力を受けても、柳のようにしなやかに受け流すことの重要性を表した言葉ですが、具体的にどうしたらいいのか、わかりにくいのではないかと思います。 そこで、そんなことを口にした方に伺って…

流行語大賞にもの申す!

今年の流行語大賞が発表されました。 『神ってる』 でも、アタクシは一度も使ったことはありません。 まあ、めったに口にすることはありませんが、使うとしたら、 「神がかっている」 『盛り土』 も、ランクインしていますが、アタクシには使う機会がありま…

長いまつ毛の卑猥なモチーフ

芥川龍之介先生の、 『蛙』 というタイトルの短編小説は、世界は自分たちのためにあるということを熱弁している小さな池の中の蛙が、密かに近づいた蛇に食べられるという作品ですが、これは、 〈内容のない文章や議論を嘲って言う言葉〉 である、 《蛙鳴蝉噪…

空気を変えて創ってツッコンで……

〈空気を読む〉話は以前にも拙ブログで取り上げたかと思います。 偏屈な学者がとんでもない発明や発見をするように、〈空気を読まない人〉あるいは〈空気を読めない人〉は、大物になる可能性があるということは、既に知られているかと思います。 でも、やっ…

月曜の朝のブラック

昨今流行のブラック企業のブラックは、悪、をイメージするてなことは、改めて言うまでもありません。 ブラックボックスは、飛行中の記録を残す黒い箱を指していますが、何が入っているかわからない怪しい箱、という意味で使われています。 ブラックマンデー…

羽生結弦選手と稀勢の里関

一年納めの場所となる大相撲九州場所は、横綱鶴竜が優勝しました。 今年、六場所の優勝者が、五人となりました。 特に、日本出身力士、大関の琴奨菊関、豪栄道関は、横綱昇進が期待されましたが、残念な結果に終りました。 優勝が一度もなかった稀勢の里関に…

2016年度「新聞広告クリエイティブコンテスト」〜言葉を変えるとき〜

一昨日の朝刊に、「ことば」をテーマとした、2016年度「新聞広告クリエイティブコンテスト」(一般社団法人 日本新聞協会)の結果が掲載されていました。 最優秀賞の「犯行に使用された言葉」も確かに面白いと思いましたが、学生賞の「過渡期」には、ア…

紅白歌合戦出場歌手発表! ……に、いちゃもんをつけてみました……

『女々しくて』を歌って、紅白歌合戦での五年連続同曲歌唱の新記録を作ってくれることを期待しておりましたのに、ゴールデンボンバーは、同曲歌唱どころか、出場歌手にさえ選ばれませんでした。 アタクシ以外にも、それを残念に思っておられる方も少なくない…

『第12回東近江市芸術文化際・第3回能登川寄席』アンケート・レポート

主催者の近江家八景師は、必ずアンケートを実施され、滋賀県のお客様の多くが、丁寧にコメントを記してくださいます。 打ち上げでそれに目を通しておりますと、なるほど、田舎家かかし師を絶賛するコメントがたくさん見られましたが、三題噺ではなく、仲入り…

三題噺・おにぎり メーキング

能登川にお邪魔しての《三題噺の会》でいただいたお題から、他のメンバーは、トランプ大統領が日本に来られるか、訪日前の何やかやを噺の柱にするのではないかと推量いたしまして、トランプさんが帰ったところを狙ってみようかと思いました。 また、コンビニ…

三題噺・おにぎり

昨日の『能登川寄席』《三題噺の会》にいただきましたお題。 〈次期アメリカ大統領トランプ〉〈コンビニエンスストア〉〈おにぎり〉 妻・はあ、今日も、帰りはおそいんかな…… 高校からつき合い始めて15年。別れたこともあったし、いろいろあったけれど、それ…

『第12回東近江市芸術文化祭参加・第3回能登川寄席』

大変長らくお待たせいたしました。 『第12回東近江市芸術文化祭参加・第3回能登川寄席』が、滋賀県東近江市にございます〈能登川コミュニティセンターホール〉にて、本日、午後1時より開催されます。 いつもの《三題噺の会》の4名に、よし笛演奏のほっとらい…

売り食いブログ

「毎日、ブログを更新していますから、よろしかったら暇なときにでも覗いてやってください」 てなことを、アクセス数を増やす目的で初対面の人などにお話しいたしますと、 「毎日更新しているなんてすごい……」 と言われますが、長く続けておりますと、要領も…

実践的哲学論

学術関係の書籍も売れなくなってきた中で、〈心理学〉に関する本は例外的に売れていましたというお話を耳にいたしましたのは、一昔前のことで、最近は〈哲学〉を特集する雑誌や、〈哲学〉の解説書が、書店で見受けられます。 ビジネスで求められる思考力には…

ほろよい寄席・桂文也師の矜持

昨夜の《ほろよい寄席》では、いつもの旭堂南左衛門さんが『赤穂浪士伝より〜 矢頭右衛門七』を、旭堂南青師が『馬場の大杯』を口演されました。 いつものように見応えのある南左衛門さんに、さらに進化した南青師の高座でしたが、初めてゲストで登場された…

旭堂南鱗師の《講談師生活四十年・講談の夕べ》

昨夜、テイジンホールで開かれました、講談師、旭堂南鱗師の《講談師生活四十年・講談の夕べ》に参りました。 『寛政力士伝・雷電の初土俵』『善悪二筋道』の二席からは、演じられた南鱗師のお人柄が滲み出ていたように思いました。 その南鱗師のお客様も、…

三遊亭円朝師の俳句

日本の近代文学史に唯一、名を連ねている落語家が、明治時代に活躍した三遊亭円朝師です。 《怪談牡丹灯籠》《真景累ヶ淵》《怪談乳房榎》など、その代名詞でもある怪談に限らず多くの人情噺、落語を創作した噺家です。 三題噺『鰍沢』も、円朝師の作であり…

蝙蝠と貧乏神

毎年、鳥取県境港市で妖怪川柳の募集が行われておりますが、入選作品を拝見しておりますと、貧乏神や死神が登場する川柳が少なからず見受けられます。 貧乏神や死神というのは、本来、神様であって、妖怪の仲間に入れるのは実に不敬な振る舞いではないかと思…

キミの『自分を変えたい』話の場合

「今の自分を変えたいと思っているんですが、何から始めればいいのか……」 と、先日、ふと、そう漏らした方がいらっしゃいました。 自分を変えたい、と願っていらっしゃる方は少なくないと思います。 変えるために何から始めるか、最初の一歩を踏み出すのには…

諸行無常の人間関係

先日、長年所属していた趣味のグループから抜けた人を、同じグループに所属している人が、戻ってもらおうと説得を試みていました。 でも、そのグループの中心人物の日ごろの発言が自分の信条から外れるようになり、そんなことが積み重ねった結果だからと、そ…

発声練習・4時間カラオケ

今日は、ジャンボカラオケ広場の半額の日でした。 そんなこともつゆ知らず、足を運びましたら、半額ということでしたので、思わずフリータイムで入って、4時間、一人で歌いました。 曲数をいちいち数えていたわけではありませんが、多分、50曲は歌ったか…