本日、伝楽亭で『なでしこ勉強会』が開催されました。
コンテストに向けての調整という意味合いで、毎度、参加メンバーが一通り高座を務めた後で、反省会? 講評会? が行われます。
もちろん、皆さんの落語のレベルも高いことは言うまでもありませんが、反省会講評会で交わされる意見やアドバイスが非常に面白うございます。
特に今日は落語を始めて間もない方がいらっしゃって、
「初心に返る」
「落語の力を信じることができる」
てな感想が出る一方で、たとえば『長短』の
「気の長い方の間は、実は迷っている間」
というかかし師の言葉に皆はっと気づかされたかと思えば、
「そういうやり方は、落語の力を信じていない小手先の技や」
なんてツッコミで笑いが起きたのへ、
「けど……」
てな応答に、
「なんで素直にすんまへんと言えへんのや!」
と、またツッコミが入ってまた爆笑てな感じで、今回も高座よりもこちらの方が勉強にもなり、また笑わせてもらいました。
ええ、アタクシもツッコミを入れようといたしますが、
「アンタは黙ってぇ!」
と言われて笑われるばかりでございます……